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豆知識

「./configure」、「make」、「make install」の意味

ここでは、アプリケーションをソースファイルからインストールする手順を説明します。

  1. ソースファイルの入手
    インストール用のソースファイルは「tar」コマンドで一つにまとめられ、さらに、「gzip」、「bzip2」コマンドで圧縮されているものが多いです。
    インストールのためには、まず、このソースファイル(アーカイブともいう)を入手しなければいけません。
  2. ファイルの展開
    ここでは、「/tmp/work」ディレクトリに、ソースファイルを配置している場合の、各拡張子毎のファイルの展開方法を説明します。
    $ cd /tmp/work
    
    拡張子が「tar.gz」形式のファイルを展開する場合
    $ tar zxvf hoge.tar.gz
    
    拡張子が「tgz」形式のファイルを展開する場合
    $ tar zxvf hoge.tgz
    
    拡張子が「tar.bz2」形式のファイルを展開する場合
    $ bzcat hoge.tar.bz2 |tar xvf -
    または
    $ tar jxvf hoge.tar.bz2
    
    拡張子が「zip」形式のファイルを展開する場合
    $ unzip hoge.zip
    
    拡張子が「gz」形式のファイルを展開する場合
    $ gunzip hoge.gz
    または
    $ gzip -d hoge.gz
  3. 展開されたファイルの内容をチェック
    一般的にソースファイルには以下のようファイル群が収録されています。(あくまで収録例ですので、必ずしも全てのソースファイルに、このように収録されているワケではありません。)
    1. AUTHORS
      • ソースファイルの作成者情報
    2. COPYING
      • ソースファイルの配布に関する情報
    3. COPYRIGHT
      • ソースファイルの著作権に関する情報
    4. ChangeLog
      • ソースファイルの改定/変更履歴
    5. INSTALL
      • ソースファイルのインストール方法
    6. LICENSE
      • ソースファイルの使用ライセンスに関する情報
    7. README
      • ソースファイルのインストールや使用方法に関する情報
  4. 「configure」の実行
    「configure」というシェルスクリプトを以下のように実行することで、ソースファイルをコンパイルする前に、インストール対象となるシステム特有の機能/情報をチェックし、チェック状況を記述したMakefileを作成します。
    $ ./configure
    なお、「configure」スクリプト実行時に指定可能なオプションを知りたい場合、ほとんどのソースファイルが以下のように実行することで、オプションを確認可能です。
    $ ./configure --help
    「configure」に失敗する場合は、コンパイルに必要な「ライブラリ」、「ヘッダファイル」等が不足している事がほとんどですので、エラーメッセージの内容を確認し、必要なパッケージを事前にインストールしておきます。
  5. 「make」の実行
    「configure」の実施により作成された「Makefile」を元に、以下のように「make」コマンドを実行することで、ソースファイルのコンパイルを行います。
    $ make
    コンパイル時にエラーが表示されるようであれば、エラー内容を確認し、「configure」実行時に必要なパラメータが不足していないか確認します。
  6. インストール
    「make」実行時にエラーが表示されなければコンパイル完了ですので、(コンパイル途中に警告メッセージが表示される場合がありますが、これは無視してもOKです)
    以下のコマンドでインストールを行います。なお、インストール作業は一般的に「root」ユーザーにて行います。
    $ su -
    Password: ←rootユーザーのパスワードを入力
    # make install

Last-modified: 2009-05-14 (木) 01:34:36 (3506d)